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2018年4月12日 技術提供
【WEF技術開発㈱】重金属、油分、その他危険物の汚泥処理「新クリラック処理」
【提供会員】 : WEF技術開発株式会社(アオヤマエコシステムグループ)
重金属、油分、その他危険物を含んだ汚泥は処理が大変です。今回ご紹介する「新クリラック処理」は、汚泥に2液を加えるだけで、15分で再泥化、再溶出がなくなり、7日ほどで含水率20%ほど、重量比80%減ほどになり、リサイクル可能な凝固物になります。
<新クリラック処理>
セメント・石灰不要の凝固処理
■ 安全・安定:
あらゆるヘドロを無害な砂質土にする。再泥化、有害物質の再溶出無し。
■ 大量・早い:
ヘドロの含水率にかかわらず、短時間で凝固。
1時間で移動可能状態に凝固。
再泥化しないので、天日乾燥で脱水処理可能(約4~10日)
■ 減容化:
各種排水スラッジ等は1/10以下に減容可能(含水率10%以下)。
■ リサイクル:
セメント系処理剤のように、凍結、熱、風化による劣化がない。
法面等の緑化、公園の芝生施工等の基盤材として利用が可能。
石油系スラッジは水分がなくなるので、燃料利用も可能。
■ 中性処理:
中性域で処理、安定化されるため、酸・アルカリ二次汚染が発生せず、
魚介類や植物の生息に影響がない。
<凝固・脱水のメカニズム>